免震装置

会社で採用した免震装置の現場がすすんでいて、ここのところ社内はドタバタしてる。なにせ建築中に震度3の地震で3mmほど動いてしまったそうな。
免震装置はサーバラックの免震装置のような、お皿の内側同士を向き合わせた中に摺動材が入っていて振り子の原理で復元する。社内アナウンスとメーカーのカタログから、もとの位置に復帰するのかと思いきや、そうでもないらしい。抵抗値が高いからかな?しかし、多少ずれると言われればそんなもんか、そのほうが自然だね、とも思う。冷静に考えれば3mmは公差内だろう。本来は震度3くらいでは動かないらしいが、建築中で軽かったため動いたとの説明らしい。そんなもんか?
現場も見学にいったが、玄関ポーチとか普通なら土間打ちで地面とくっつくところが、完全に見切られて家の躯体からプラットフォームがせり出しているので違和感。免震はよい技術と思うけど、ある程度動いても気にしないくらいのおおざっぱさが必要だね。細かい人には向かないなぁという印象。