WOLのルータ超え設定:OG400Xi

Splashtopの評価をしていて、なかなかよさそうじゃないかなぁという印象。TeamViewerでよいのではないか、とも思ったけど、リモートアクセス中にモニタをブラックアウトできる分、マシなのかもしれないと思い直す。
で、外から事務所のPCを起動したい、ということで、インターネットからルータ超えのWOL設定をする。
  
事務所の環境は、
足回りはNTT西日本 フレッツ光ネクスト、ルータはOG400Xi
ローカルのPCはWindows8.1Pro
リモート側は、iPad mini iOS9.3.5、アプリはRemoteBoot WOL
  
PC設定
PCのNICのプロパティとBIOSWOLを有効にする。
  
ルータ OG400Xiの設定
ルータ設定>Wake on LAN設定 で、受信インタフェースをPPP1に。
デフォルトは、WOL:有効、受信インタフェース:WAN、受信ポート番号:7779
PPP1はフレッツの接続設定になっている。受信インターフェースがWANでは起動しない。
ルータ設定>アドレス変換設定>静的IPマスカレード でテーブルに追加。
プロトコルUDP、ポート:(任意)、ローカルIPアドレス:(起動するPCのアドレス)
OG400XはWAN側で開放したポート番号と同じにしないと通らない、みたいな記事も見かけていたが、ポート番号を揃えなくても起動した。
  
RemoteBoot WOLの設定
ブロードキャストはOFFにして、起動するPCのNICMACアドレス、ルータのPPP1に振られたIPアドレス、受信ポート番号を設定する。
OG400Xは設定変更すると再起動する。固定IPにしてないから、その都度IPアドレスが振り直されるので、それを確認して入れる。
Wi-Fiでローカルからブートする場合は、ブロードキャストをONにすれば起動する。