USBメモリに暗号化パーティションを作ってPortableAppsを入れる

コンピュータとインターネット

U3プラットフォームってのは下火になってしまったんでしょうか・・、SandiskがUSBメモリから撤退してしまったみたいで、新製品の予定がないそうな。
で、U3に代わるブラウザとEメールの新しい持ち運び環境をテストしてみました。
　　
USBメモリはTranscend JetFlash V30　4GBを買ってきました。
暗号化する秘密ドライブはRohosミニドライブ（参照）、ポータブル環境はPortableApps.com（参照）を使います。

ダウンロードしたもの

  • rohos_mini.exe（ver1.7）
  • PortableApps.com_Platform_Setup_1.6.exe
  • FirefoxPortable_3.5.7_Japanese.paf.exe
  • ThunderbirdPortable_3.0.1_Japanese.paf.exe

　　

暗号化ドライブの作成

rohos_mini.exeを実行すると、インストールウィザードが始まって、ローカルPCのアプリとしてインストールしました。
そのアプリを起動すると、管理用(?)ユーティリティのGUIが立ち上がってきます。
「USBキーの設定」でパーティションを作成します。フリー版ではパーティションの最大サイズが1GBまでという制限がありますが、このときは1GBを超えても作れてしまいました。（アクセスする際にアクティベーションを求められました）
デフォルトのパーティションサイズは900MBでしたが、「1000」と値を変えて作成。作成後は999MBの領域ができました。
時計横のランチアイコンからのメニューで、暗号化ドライブの接続と切断などを行えます。

PortableAppsのインストール

ダウンロードしたのはプラットフォームのみのバーション。これで1.7MB。
ヘルプには

It's best to install it right to the root directory of your portable drive (X:\ where X is the drive letter).

とあるので、USBを接続して（暗号化ドライブを接続して）、ここのルートにインストールします。（試してないけどルートにインストールしなくても動くのだと思いますが...）

PortableAppsのアプリのインストールは、PortableAppsのランチャーを開いて[オプション]メニューから[アプリケーションのインストール]を選び、exeの場所を指定すると、追加されました。


U3と比較した印象は、PortableAppsの方が、USB接続後の起動（暗号化パーティションに接続するプロセス）が軽い感じです。
アプリの起動は、同じくらいもたつきますか・・。
U3はC:\Documents and Settings\(user name)\Application Data\U3に、なにやら書き込んでいたふうでしたが、PortableAppsは特になさそう。