コミュニケーション戦略

R30::マーケティング社会時評『世耕さん、福山さんに会ってきましたよ(´・ω・`)ノ』(参照)を読んで、特に政治ネタでエントリーを起こすわけでもないが、コミュニケーション戦略についてメモ。gooブログへの特別寄稿記事(参照)の中での広告と広報の違いについての部分を引く。

何度も言うが、広告(Advertisement)と広報(Publicity)はぜんぜん違う。そのことに自民党は昨年の参院選で負けてからようやく気がついた。 
(中略)
広告は一方通行のコミュニケーションなので、訴求したい「商品」がしっかりしてさえいれば、あとは現場に任せてしまって構わない。だが広報は違う。広報の最強の武器とは「トップのメッセージ」である。政策という「商品」がしっかりしていることはもちろん大切だが、広報活動においてはそれ以上に刻一刻と変化する社会全体、あるいは競合相手の状況に応じて行うポジショニングの見直しが、メッセージを発するトップに正確に伝わっているかどうかが決定的に重要なのだ。

うちのような小さい会社には広報というセクションはないからわからないけど、マーケティングに近いのだなぁと考えさせられた。販売促進のセクションが販促と広告を兼ねていて、広報もそこが担当しているという認識だったわけだが、ポジショニングとメッセージというところの作業は今のうちでいえばブランディング作業に相当している。聞くのも発するのも弱いけど、ここが肝心、思い込みではなく客観的に判断できるか・・
もっともプライシングと商品戦略にも不備は多いわけだけど。