憂鬱なオフィス

最近、半熟にもならない煮え切らない仕事が多くて、ちょっと憂鬱。ボスが視察にきた5月の研修も終わり、ボスとの打ち合わせも終わり、すこしストレスから開放。
日経ビジネス2006年5月1日号の特集に「社員が壊れ、会社が壊れる──憂鬱なオフィス──何のための管理強化か」を読む。管理側としては耳が痛い。
管理者側の言い分もある。今月の全体朝礼がそうであったが、銀行のクレジットカードを作るから通帳とハンコをもってこいといわれて、たとえば100人のうち1人が忘れるとする。本当は10人くらいは忘れるだろうし、ごめん、ごめん、あとで持ってくるよ、で済む。
でも、ファイル交換ソフトは使っちゃダメよ、といわれて、1人でも使って万が一の状況が起これば、笑い事ではすまない。うちぐらいの会社だと、事によっては吹っ飛ぶかもしれない。
1人でもダメ、というのは、結構厳しい。いつも視てるからお行儀よくしてて、としたいところだ。
たぶん、事が起これば犯人探しになるし、いろんな人が疑われるし、内部崩壊していくだろう。無実の人に疑いをかけないことが最善と思って、操作ログソフト導入を本気で考えていたが、果たしてそうなのか?と最近再考してみる。
「ワンクリックが命取りになります」といたずらに不安を煽るわけではないが、そういうしかない。操作ログより先にWebコンテンツフィルタのほうがよいかなぁ。
FPN総務省が「職場外のパソコンで仕事をする際のセキュリティガイドライン」の公表』(参照)をみる。
ガイドラインを先日用意したばかりだが、ハンコをついうっかり忘れるような通知では意味がないし。やっぱり技術的にとめてあげるのが幸せになるのかなぁ・・