変わること

8月決算月も終わり新しい期に入った。週明け早々に、不幸のメールのような組織変更を示唆するメールを代表からもらい、あわせて中長期の事業展開のビジョンもあり、また変化に富んだ忙しい激動の1年になりそうな感じだ。
自分にとってはマネジメントそのものや、マーケティングブランディングについて経験をつんでいく機会と思うし、次のステップにすすむ時期にきたかな、という感じではある。会社全体での人材育成ということも、よりウェイトが多くなってくるだろう。
日経ビジネス オンライン『橋川硬児の“NEOリーダー”への道第1回「今どきのスタッフは“天災社員”か?」』(参照)にちょっとハッとさせられたので引く。挙げられている「天災社員」リストからいくつか抜粋するが、

  • 自分の真意をうまく伝えることができないスタッフ
  • 議論を避けて本音を明かさず、何を考えているか分からないスタッフ
  • 既に能力を持っているのに、一歩を踏み出せないスタッフ

こういった人にどうやって強みを発揮してもらうか、悩みどころ。

 彼らには、今流行のコーチングもあまり効きません。コーチングは、「相手に、解決に必要なリソース(知識や経験)がある」というのが前提です。つまり、知識や経験豊富な優秀な人には有効なツールの1つで、相手が気づいていない無意識のリソースを引き出すためのものです。あなたの部下が優秀なスタッフばかりなら、そんなに悩む必要もないでしょう。しかし、知識や経験豊富なスタッフでない場合、コーチングも効果を発揮しない、ということです。
 こういったスタッフに「君はどう思うの?」と投げかけ、彼らのリソース以上の解決策を期待しても、あなたが満足できる答えは出てこないでしょう。

今期も、職種も職位もばらばらの役職者一同の研修を進めなければならない。もしかしたら大半は知識や経験が必要な人達が多いのかもしれない。であれば、彼らに自分が教えることはできない。フォーカスすべきはマネージメントなのだとゴーストはささやいているが、職位くらいは絞ったほうがいいのかな・・・