EURO 2008 オランダ 3-0 イタリア ニステルローイの1点目 雑感

強いオランダを久しぶりに見た気がする。終始中盤が攻守にわたり強かった。すばらしい!
かなり拮抗するかと思っていたが、イタリアはピルロをほぼ封じられてしまい精彩を欠いていた。
ファン・ニステルローイの1点目はオフサイド?!と思ったが、その前のファン・デル・ファールトフリーキックでキーパーと交錯したイタリアDF(誰?)がピッチ外に倒れたままで、ブッフォンが最終ラインだったという解説のエントリーも。
オフサイドのルールも微妙に変わって、見るほうも理解しにくい。
なんとなく後味の悪いところもあったのだが、それならすっきりと喜べる。
キーパーと接触してもPKをもらいにいかなかったニステルローイが、倒れたDFを見ていてイタリアDF陣がラインを上げたのを気にしなかった、とは思えないが、流れからすると故意にピッチ外に出たとも思えないし、あのジャッジはイタリアには不運だったかも。

 
追記:やはり、オフサイドポジションにいたという意見が大多数か・・

追記2 08/6/11
故意にかかわらず・・。知らなかった。
「オランダ、イタリア戦勝利のエッセンス」(参照

 攻撃の選手と違って、守備の選手はラインの外に立っていたり、プレーに関与しなくても“石”にはなれない。負傷で倒れていても、最後尾にいるDFの選手はそこがオフサイドラインなのである。このような事例は、日本でも1983年の全国高校サッカー選手権の準決勝、韮崎対守山戦であった。このときはDFの選手がタッチライン際で倒れていたのだが、「負傷で倒れているDFがいる場合、どこかオフサイドラインになるか」という議論が起きた。
 当時と今とでは、オフサイドのレギュレーションは違うが、それでもDFは常にオフサイドラインの頭数に入ってしまうことに変わりはない。