あたらしい戦略の教科書
日経ビジネスの書評を読んで買ってみた。とても良いと思う。
- 作者: 酒井穣
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/07/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 戦略プロジェクトのメンバーに必要な資質があるとすれば、現状維持を嫌い、大きな危機感を持ちながら、希望を失わない態度
- 優れた目標は、チーム全体のモチベーションを高めることができる
- ストラテジック・プリンシプル(戦略方針)−戦略のキャッチコピー
- 全社的に「集中すべきポイント」が明確になっている
- 社員の行動が正しいものであるかどうかを「判断する基準」になる
- 「具体的な方向性」を示しつつ、「判断は個々の現場」に任せる
メンバー選出が、なににせよ、大事になってくるが、現状維持でいいとする安定志向は、議論自体を無効にすることもある。『なぜ社員はやる気をなくしているのか』柴田 昌治 (著)、日本経済新聞出版社、にでてきた「善意の抵抗勢力」にも似ていると感じた。
実際の行動に焦点が当たっていて、とても参考になります。