Windows NT 4.0 Server

今年の12月でサーバがリースアップする。ハードは何度か換えたがOSは今だNTサーバだ。97年からもうすぐ丸9年の運用になる。
今まで何度かマイグレーションの稟議を試みたが徒労に終わった。2002年が切り替え的によいタイミングだったが、そのときはハードのみ新しくした。世の中的に情報漏えいの問題もクローズアップされてきたし、セキュリティや内部統制(株式公開していないので必然性はないが)も注目されている。リースアップになるし、Notes R4.6も上げたいし、x64も普及してきているし、ファイルサーバの需要も右肩上がりなので統合したいし、換え時と思ったが雲行きが怪しくなってきた。
なんてことはない、「まだ使えるんじゃないの」ときた。
4、5年で変えていくことに納得してくれないのだ・・ハードはともかくソフトは10年くらいもつんじゃないの?と。こうなると、セキュリティソフトを導入したいからとか、新しいNotesはNTの動作保証がないとか、NTのサポートが終わったから万が一の時に確証がないとか、言ってもダメなんだよね。現行の2003サーバも2013年にはサポートが終わるかも、というとなんで買った時からの10年保証じゃないの?と不思議なのだ。
たしかにIT業界の問題ともいえなくはないと思うが、常識を言ったところでIT業界の巨人たちはそうやって動いているのだから、付き合うしかないんじゃない?
ITpro『データで見る中堅・中小企業のIT導入実態(5)サーバーOSはWindowsの寡占状態』(参照)にサーバOSの推移があった。NTが2割弱稼動しているが、この2割を「まだ」と読むか「もう」と読むか・・。これを見るとNTサーバは画期的な製品だったのだなぁと改めて思う。