One for All, All for One.

組織変更で異動して約1ヶ月が過ぎた。なんかもう1ヶ月前が大昔のように感じるくらい、9月から10月にかけてバタバタした時間をすごした。いやぁ〜、新しい部署ってのは大変だ。この1ヶ月ストレスがすごくて、顔がぶつぶつ。
それでも、すこしづつ落ち着きつつある。課のミッションを再定義して、少しづつではあるが、回り始めてきたかなぁという印象。
すこし前の話だが、大阪にセミナーに行った。トヨタ式人材育成がテーマでトヨタの教育部門のトップの方のお話を聞ける機会であった。たくさんの刺激になる話を聞けた。カイゼンのDNAを、当然だけど彼らはモノづくりの現場の中での教育、訓練──教育と訓練の提議がはっきりと分けていたので、そのあたりから驚いてしまったが・・──を通して思想を語り継いでいる。
今から思えば質問すればよかったなぁと思う。レクサスの富士の教育施設とか、一時期話題になっていたが、レクサスにも関わっていたのだろうか? 長いモノづくりの歴史の中から出来上がってきた教育体系と、新たに立ち上げるサービス部門の教育はきっと違うのだろうなぁ。聞けばよかった。
講演の中で「"One for All, All for One."というラグビーでよく使われる言葉を多くの人は誤解しているとおもいますが・・」というエピソードがあった。ある意味、心に残った。「ひとりはすべてのために、すべてはひとりのために」ではなく、最後の"One"は"ミッション"、"ビクトリー"を意味するらしい。
すべてはビクトリーのために、そちらのほうがしっくりくる。

2006-20-19 ofとforの誤記を訂正