OJT

先日いったトヨタの社内教育がテーマのセミナーで、しきりに「OJT」「OffJT」という言葉がでてきた。
うちの会社では、あまりなじみがない。
新人や中途の人が入ってくれば、その部署で、マニュアルがあったりなかったりだが、それなりに仕事を教えていく。そういうことではOJTなのか。
Wikipediaでは次のようになっていた。

OJT(On-the-Job Trainingの略)とは企業内で行われる職業指導手法の一つで、職場の上司や先輩が部下や後輩に対し、具体的な仕事を通じて、仕事に必要な知識・技術・技能・態度などを、意図的・計画的・継続的に指導し、修得させることによって、全体的な業務処理能力や力量を育成するすべての活動である。

態度・・・
ブランディングをすすめていくうえで、最終的な差異化は「人」なのだと行き着く。積水ハウスのダインコンクリートみたいな一般流通しない建材は、普通、ない。使うもので差別できないなら、設計士がひねり出すプランそのものであったり営業の人柄だったり「人」がブランド資源なのだが、その資源はどうやって育てる?鍛える?
トヨタの話を聞きながら、OffJTなんだろうか、とぼんやり考えていた。
まだまとまりがないが、OffJTという枠組みは思っている以上にむつかしい。これといった自社風の共通人格があるわけではないし、各部の上長も人それぞれだ。それこそ全社的な研修企画をすすめて2年目になるが、上層部の思っている研修対象には自分たちが入っていない(と思う)。仕事を通じて人格形成を試みるのであれば、指導者各自において人格者で、それでいて自社wayの共通でなければならないだろう、と思ったりする。
まだ、みえそうでみえない。