Yahoo!検索のキーワード入力補助機能がネガティブに作用すると風評被害?

今年の初めに大手パワービルダーが撤退してしまった一件の余波が予想以上にあって、結構困ったことに。
Yahoo!検索でキーワードに社名を入れて検索すると関連検索ワードに組み合わせ例の1番に「倒産」と表示されてしまって、風評被害のようになっている。色々な人から「あれを削除できないのか」といわれて困ってしまった。
実際、うちは大丈夫かと心配してくれた方は多いようで、パワービルダーの例の発表日は、1日平均の2倍弱くらいのアクセスがあって、ホームページ開設以来の歴史的な日になった。


Yahoo!のヘルプには「注意」として

  • キーワード入力補助機能では、お客様個別の入力履歴や、キャッシュ情報などは利用していません。
  • 本機能は、お客様が、キーワードを追加したり、キーワードを入力し直すなどの手間を減らし、より簡単に目的の情報にアクセスできるよう補助するために、一定のアルゴリズムに基づいて、検索キーワードを表示しています。検索キーワードの組み合わせなど、再検索結果ページへのリンクを自動的に表示する機能であり、特定のキーワードなどを推奨する機能ではありません。
  • Yahoo!検索の利用者の動向に応じて、関連検索ワードとして表示されるキーワードは自動的に変化します。このため、検索するタイミングによって、表示されていたキーワードが消えたり、新たなキーワードが表示されるようになったりします。また、表示される順番も、検索される回数の変化に応じて自動的に変化します。

となっている。(参照
ちなみに、この表示されたキーワードをクリックすると、アルゴリズムはどう判断するんでしょう?
もしクリックすることが「利用者の動向」を判断するためのアルゴリズムになっているなら、結果的に「特定キーワードを推奨する機能ではありません」とはいえ、推奨しているのと等しいのではないだろうか?


ヘルプには「特定の情報やページを検索結果から削除したい」(参照)はありますが、そもそも関連キーワードは結果じゃないのだろうし、ヘルプの問い合わせフォームも、返事をくれるような問い合わせではないし・・
こまったなぁ。